xml宣言

マークアップをするときに一番最初に書くべきコードがxml宣言。

一番最初に書かないといけない。

↓これですね。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>


これ、なんのためにあるのか。

「これって、xml文書ですぜ!」

と宣言する。

そうすると、W3CのWEB標準形式でブラウザが読み始めてくれる、と。


これがないと、古い形式になっちゃう。

古い形式ってのは、「標準準拠モード」に対して、「後方互換モード」と
呼ばれてるやつ。

後方互換モード。これ、古いブラウザでも読めるようにしてるモード。

古いブラウザたちってそれぞれ、独自の読み方をしてるから、
同じHTMLを書いても、表示がめちゃめちゃバラバラだったり
するわけですよ。

だからこそ、「標準準拠モード」で
HTMLは書いたほうがいいってことになります。



でも、実は現状では、このxml宣言は書かないほうが無難ってことになっている。

なぜかって、xml宣言を入れるとIE6では、後方互換モードになっちゃうっていう
バグがあるため。


IE6のバグはひどい!こんにゃろー!

とさんざん騒いだところで、日本のブラウザのシェアは、まだIE6がまだまだ圧倒的。
一般の人向けにホームページを制作しているプロとして、IE6を無視することはできんよね。

そんなわけで、xml宣言は書かないほうが現実的だろう、となっている。

ちなみに文字コードをUTF-8にしていれば、xml宣言は省略してもヨシ、という特例がある。


HTMLを学ぶものにとって、なんともややこしい話。

でも、人生とはややこしいものであるな。


その結果、
①文字コードはUTF-8を使う。
②XML宣言を省略する。

というダブル技を使うことで、ファイヤーフォックスのようなモダンブラウザでも
InternetExplore6でも「標準準拠モード」で読んでくれる、ということになる。

いやー、めでたしめでたし。






と思いきや、W3Cのバリデータにかけると、
「xml宣言は省くべきではありません。減点!」

とかいってエラーを出してくる。

少し詳しいお客さまからすると、バリデータにかけてみたら
エラーでてるよ、どうにかしてくれんかね。

ということになってくる。


で、結局どーすりゃいんだコンニャロー!
に逆戻りである。



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